トゥルシー - Tulasi

トゥルシー  ホーリーバジル

トゥルシー - Tulasi

トゥルシー : 効能的なアダプトゲン
トゥルシーはアーユルベーダのホリスティックな生活と健康のアプローチとして代表的な薬草です。トゥルシーのエキスは辛くて苦く、深く組織に浸透し、カパとヴァータを正常にする作用があります。常用する事で病気予防となり、日々のストレス解消や長寿に効果的です。さらに、肌にハリと艶を与え、声質を爽やかにし、スタミナアップ、知能の向上や冷静な判断力の効果があるとも言われてます。健康を促進する特性の他にも様々な症状の治療法としても推奨され、不安症、咳、喘息、下痢、発熱、赤痢、眼疾患、関節症、耳痛、消化不良、しゃっくり、吐き気、腹部膨満感、心臓および尿生殖器障害、腰痛、皮膚疾患、白癬症、虫刺され、蛇咬傷、サソリ刺傷、マラリアに効果的です。

トゥルシーは強力なアダプトゲンとして、健康と回復力を促進する独特な作用を持っています。アダプトゲンのコンセプトは、ストレスに適応(アダプト)して恒常性を保持する事です。アダプトゲンはまだ西洋医学界では広く使われていませんが、西洋医学ではトゥルシーの効果が証明されています。

トゥルシの医療効果は数百のインヴィトロ(試験管内)や生体内の実験を利用した科学論での調査が行われています。その科学論の結果、トゥルシには下記の様々な効果ががあると証明されています:抗菌作用(抗バクテリア、抗ウイルス、抗真菌、抗原虫、抗マラリア、駆虫効果を含む)、虫除け、止瀉作用、抗酸化作用、抗白内障作用、抗炎症作用、抗糖尿病作用、化学的防除作用、放射線防護作用、肝保護作用、神経保護作用、心臓保護作用、抗高コレステロール血症作用、高血圧治療薬作用、抗ガン作用、鎮痛作用、解熱作用、抗アレルギー作用、免疫調整作用、中枢神経系抑制作用、記憶力増進作用、抗喘息作用、鎮咳去痰薬作用、発汗剤、抗甲状腺薬作用、不妊治療作用、抗消化性潰瘍作用、制吐薬作用、鎮痙薬作用、抗関節炎作用、アダプトジェネック作用、抗ストレス作用、抗白内障作用、抗尋常性白斑作用、抗凝固作用。これらの医療作用によって心身をストレスから守り、生理的及び心理的な機能の復元をもたらします。

保護と解毒
トゥルシーは豊富に含まれるフェノール化合物と抗酸化作用によって体を毒素によるダメージから保護する特性があります。トゥルシーには数種類の代表的な形があり、クリシュナ・トゥルシーはヴァーナ・トゥルシーより比較的にフェノール化合物が多く含まれています。

研究によると、トゥルシーは有毒化学物質による怪我に効果的だと言われており、体内のグルタチオンなどの抗酸化物質を増殖し、抗酸化作用がある酵素(スーパーオキシドディスムターゼ又はSODやカタラーゼなど)が細胞小器官内の有害なフリーラジカルを回収する事により解毒効果があると判明されています。

その他、有毒物質によるDNAのダメージを抑制し、ガン細胞や前ガン細胞のアポトーシス化を誘発する為、抗癌作用があります。有毒物質のダメージから体を守るだけではなく、体内の解毒機能を改善する効果もあり、肝臓内に存在するシトクロムP450などの有毒物を無効にする酵素の作用を高める特性もあります。

自然界に発生する有害物からの保護はもちろん、この時代では汚染物、殺虫剤、薬剤、重金属、放射性物質や人為的な有害物によって体にかかる負担が多く、トゥルシーはそれらの物質から心身を保護するのにも効果的です。
毒性ストレス:化学物質、重金属、放射線
トゥルシーによる様々な解毒作用は実験で証明されています。トゥルシーには肝臓、腎臓および脳への工業薬品などによっての遺伝、細胞、免疫に関するダメージを阻止する効果があります。

さらに鉛、ヒ素、カドミウム、クロム、水銀などの重金属や放射性物質のダメージからも保護する作用があります。

身体ストレス・疲労
化学物質や放射性物質から保護する作用は身体ストレスの予防にも効果的です。疲労、身体拘束、冷え、過度の騒音などは心身や代謝の恒常性を乱す可能性があります。これらのストレスを過度に受けると身体が不適応な状態になり、その結果代謝経路や臓器の機能性などに異常をきたします。トゥルシーなどのアダプトジェン性を持つ薬草を摂取する事で、様々な細胞及び身体機能を改善し、ストレスのダメージを防ぎます。

代謝ストレス
数々の試験管及び動物実験と臨床治験での結果、トゥルシーの抗糖尿病作用性が判明されています。糖尿病を患っている動物にトゥルシーを与えると、血糖値の低下と脂質プロファイルが正常化されます。その結果、高血糖による肝臓への負担が抑制され、さらに体重増加、高インスリン血症、脂質異常症(高脂血症)、インスリン抵抗の予防及び高脂肪食を与えられた実験動物の臓器と血管をアテローム性動脈硬化から保護する作用が確認できます。臨床治験の結果、トゥルシーの服用は血糖値の低下、脂質プロファイルの正常化、2型糖尿病に関する症状の低減などに効果的だと証明されています。

トゥルシーの新陳代謝増進に対する効果は、肝臓、腎臓及びランゲルハンス島細胞のフリーラジカルからの保護、胆汁酸合成及びインスリン分泌の増加、肝内脂質合成の低減、コルチゾール値の低下、炎症予防などの作用が確認されています。

炎症からの保護
現代の研究によるとトゥルシーは様々な病原菌に対する抗菌作用(細菌、ウイルス、菌類を含む)を持っています。その他、免疫反応を改善するメカニズムによって炎症の可能性を抑制する特性があります。

トゥルシーはStreptococcus mutansと言う細菌への抗菌作用を持っています。S. Mutansとは口内う蝕に関わる細菌であり、トゥルシーをマウスウォッシュとして利用する事で、口臭、歯周病や口内炎の予防ができます。

トゥルシーは沢山の医療作用(抗菌、抗酸化、抗炎症、鎮痛)が有る為、創傷治癒に非常に効果的です。動物実験の結果、トゥルシーを服用している動物は創傷治癒が速く、かさぶたの強化などの傷口の耐久性強化が確認されています。

精神ストレス
トゥルシーの心理療法特性は様々な実験で調査されており、トゥルシーには抗不安作用と抗うつ作用があり、抗うつ薬(ジアゼパム等)と同等の効果がある事が判明されています。

トゥルシーの抗ストレス性効果は治療法として現代の研究で判明していますが、アーユルベーダの伝統的な方針ではトゥルシーは治療薬よりまずストレスの予防薬として使われている薬草です。その為、数々のアーユルベーダ医の中では日常的にトゥルシー茶を飲むように推薦されています。

液体ヨガ
日常的にトゥルシー茶を飲む事は毎日ヨガをする習慣と似ていて、心身を育成し、リラックス効果が有るのでアダプトジェニックだと言われています。それに反して、コーヒーや緑茶は有酸素運動などの刺激を与える健康作用があります。

ヨガと同じように、トゥルシーには心を落ち着かせる効果があり、思考がより明確になり、リラックスして穏やかな気分になります。したがって、トゥルシーの認知や記憶増強特性は、覚醒を高め、身体的および精神的な興奮を引き起こす可能性があるコーヒーや紅茶などのカフェイン含有飲料の特性とは異なります。 トゥルシーはカフェインとは異なり、身体的な依存性がないので、離脱症状の影響を恐れることなく安全に定期的に摂取できます。

お茶やコーヒーを飲むことは現代生活において、不可欠な習慣となっております。それは精神的意識を向上する為や、社交的な行為として多くの文化で、習慣化又は儀式化されてきました。例えば、洗練されたアジアのお茶の儀式には、特殊な道具や動作を用いて、スピリチュアルな儀式的な要素がありますが、西洋での「アフタヌーンティー」又は「ハイティー」の儀式は、環境、設備、マナー、および社交的な要素があります。 もう少しカジュアルなシチュエーションでは、多くの人々がコーヒーやティーを日常的に嗜み、現代生活の習慣になっています。コーヒーや紅茶よりも、トゥルシーはインドの伝統的な生活に欠かせないものとして位置付けられています。

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