冬のためのアーユルヴェーダ式免疫力ブースター
冬は病気の原因となる要素が多くなり、免疫力を特に高める必要があります。冷たく乾いた気候では、体の免疫反応の時間が大幅に減少するので、特に気をつけましょう。
この時期には、コロナウイルスだけでなく、インフルエンザなどの菌が体に入りやすくなります。
一度ウイルスや細菌が体内に侵入してしまうと、その後に起こる病気を回避することは困難です。
唯一の解決策は、自分の体を大切にして、病気の原因となる要素からの攻撃に対抗するため、できるだけ頑丈な体を作ることが大切です。
冬を健康な体で越えるためのアーユルヴェーダ式の免疫力を高める方法を紹介します。
- アーユルヴェーダでは、冬には定期的に日光浴をする必要性を強調しています。日光を浴びると体が自然な力で温められるほか、体内のビタミンDが増えたり、生活リズムを調整してくれるホルモンバランスが整うことによって免疫力が上がります。
- アーユルヴェーダでは、善玉菌を十分に供給して免疫力を高めるために、バターミルクなどの発酵食品を摂取することを提案しています。
抗生物質を利用すると、有害なバクテリアを体内から除去するかわりに健康的な消化を促進する腸内の善玉菌にも影響を与えてしまいます。
ヨーグルトを食べる習慣をつけたり、抗生物質をできる限り避けることで健康を促しましょう。
- ビタミンCはあなたを寒さから守る効果を持っています。
風邪などの軽い病気は柑橘類の果物を多めに食べることで回復が早まります。
紅茶にレモンの果汁を約20滴程入れたレモンティーを飲む習慣をつけると病気にかかりにくくなります。
- 冬の病気の主な原因は、体内にアーマ(毒素)が溜まっていることにあります。
体内のアーマは大抵の場合、加工食品を消費することで蓄積されていきます。
アーユルヴェーダでは、ウイルス菌はアーマの溜まった場所から侵入すると言われていますので、細菌の侵入から身を守るためにも、加工食品や脂っこい食事はなるべく避けましょう。
- トゥルシーには抗ウイルス性や抗菌性があることが証明されており、免疫力を高めるだけでなく、様々な病気からの早期回復を助けてくれます。
トゥルシーと胡椒の実は、一般的な咳や風邪を治すのに役立ちます。
ターメリックミルクは、消化を助けるだけでなく、胸に溜まった粘液を取り除くのにも役立つので、冬場にオススメです。
これらのポイントを生活に取り入れて、厳しい寒さに負けない免疫力を手に入れてみませんか?